ダイエットが目的で登山をする方はほとんどいないと思います。ですが登山をした時の副次的効果として、ダイエットに役立つというのは事実でしょう。
登山は、脂肪と炭水化物を酸素で燃やしてエネルギーを生み出す有酸素運動です。エネルギー消費量は約600kcal/hで、ジョギングのそれ(約500kcal/h)より少し高いです。
おまけに長時間運動する為、かなり大量のエネルギーを消費します。 そして、登山は特に脂肪を効率的に消費することに役立っているといえます。
なぜなら登山のような低~中強度の運動を長く続けた場合、脂肪と炭水化物が1:1の割合で消費されるからです。これは理想的な割合だといえます。
また、登山しながらこまめにエネルギー補給をするというのが基本なのですが、常にパクパクたべているというわけにもいきませんので、グリコーゲンレベルが多少なりとも落ちるでしょう。それも脂肪の分解に寄与しているといえると思います。
運動した時にエネルギー源を全部脂肪にしてくれたらいいのになぁと思うのですが、そういうわけにもいきません。
脂肪はエネルギーに変わるまでに時間がかかりますし、体温を保ったり内臓を守ったり、ホルモンを分泌したりと大変重要な役割を担っているので、人間の体が脂肪を優先して消費していく機構ならばとても生きてはいけないのです。
とりあえず、どんなに工夫しても脂肪:炭水化物=1:1ぐらいが限界です。 例えば私(佐藤)が一泊二日で登山に行った場合、2kgぐらいは体重が落ちます。もちろん落ちた2kgが全て脂肪というわけではないです。理想的にいけたとしても1kgぐらいでしょうね。それでもかなりのベネフィットがあるといえますよ。
今は登山用具も大変進化していて、昔に比べると随分と軽くなっているので、体への負担も抑えられていると思います。健康の為にもザックを背負って山に出かけてみてはいかがでしょうか。
*ダイエットしたいからといって絶食で登るのは絶対ダメですよ!命にかかわりますから。
登山をされる方は是非ラパンブランへお気軽にお問い合わせください。
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