日本の3,000m級高山は21坐あります。その内8坐は北アルプスに、9坐は南アルプスにあります。残り4坐は、富士山・御嶽山（おんたけさん）・乗鞍岳（のりくらだけ）、そして立山（大汝山 おおなんじさん）です。
この中で、一番最初にアプローチが開通するのが立山・黒部アルペンルートです。
2019年は4月15日の予定ですから、ゴールデンウィーク前に入山する事ができます。
室堂付近の山荘もオープンしますので、雪山経験者でしたら登る事も可能です。
上高地は4月25日からの予定で、殆どの山小屋も27日からのゴールデンウィークに合わせて営業を始めます。ですが、槍ヶ岳や奥穂高などは少しレベルが高くなりますのである程度の経験がないと登るのは難しいと思います。
ちなみに、立山と言う頂上はありません。立山は1等三角点のある雄山（おやま）、最高峰の大汝山（3,015m）そして、富士の折立（ふじのおりたて）の総称です。叉、立山三山は、浄土山（じょうどさん）・雄山・別山（べっさん）の事です。
この時期に立山三山の縦走となると難しいかも知れませんが、雄山（２９９２m）まででしたら経験者と一緒なら可能です。
ただ、10本か12本爪のアイゼンとピッケルやヘルメット等は必携です。雄山山頂の雄山神社は標高3,003mですから、雄山神社に到達すれば立山に登った事になります。
冬山と違って日差しの温かい春山は、天候に恵まれればとても気持ちの良い山行になります。
一面雪景色の立山は剱の眺めと合わせて最高の景観です★チャレンジしてみてはいかがでしょうか？
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