西穂高岳に登ってみよう!

標高の高い登山口の5番目は、西穂高口:2,156m(新穂高ロープウェイ西穂高口駅)になります。
花の百名山『西穂高岳』(2,909m)の登山口としてだけでなく、ロープウェイは通年営業の為ロープウェイの終点に広がる『千石平園地』は、夏には高山の景色と涼を、冬には雪景色を求めて夏・冬に関係なく多くの観光客で賑わいます。
新穂高ロープウェイは第一ロープウェイと第二ロープウェイからなり、第二は日本唯一の2階建てロープウェイとして人気があります。
ロープウェイを降りたら、観光客が散策する『千石平園地』を抜け登山道に入ります。
ここから標高差約230mを1時間30分程歩くと、『西穂山荘』に着きます。
『西穂山荘』までは危険な所も無く、山荘が通年営業ですので厳冬期以外でしたら雪の季節でも割と安全に登ることが可能です。
山荘からは『丸山』(2,452m)、『西穂独標』(2,701m)、『ピラミッドピーク』の3つのピークを越えて、約3時間程で頂上に着きます。
コースとしては『西穂独標』までは、それ程危険な所はありませんが、『西穂独標』から『西穂高岳』まではハイマツの中の岩稜を行く岩場のコースの為、初心者だけの登山はお勧めできません。
なお、『西穂岳頂上』から『奥穂高』までのルートはバリエーションルートで、初心者はもちろん一般登山者の通過も辞めたほうがいいでしょう。
このコースを行く時は必ず熟練した経験者と行く事をお勧めします
独標までか頂上までかはその時の天候にもよりますが、健脚でしたら平日の朝一番のロープウェイを利用すれば日帰りは可能です。
ただ、シーズン中の混雑は大変なもので、山小屋での宿泊をお勧めします。
色々なシーズンでその魅力を楽しめる『西穂高岳』に登ってみませんか?
            
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