スキー・スノボチューンナップ説明

なぜチューンナップが必要?】
スキー・スノーボードは定期的にチューンナップる事により、滑走性や操作性が高まります。
その結果、ご自身のイメージ実際の動きマッチしやすくなり上達が早くなります。
また安全面向上するので、怪我を防ぐ助けになります。
つまり、皆さんがもっと上手く快適にスノーライフを楽しめるようにするためにチューンナップは必要なのです。

【どのような頻度ですればいい?】
クイックチューンナップは5日に1回が目安です。
フルチューンナップは20日に1回(もしくは1シーズンに1回)位が一般的です。

【ラパンブランにおけるチューンナップ方法】
ベースメンテナンス
エッジメンテナンス
ホットワクシング
このような順番で、行っていきます。
では、それぞれの工程について説明いたします。
[ベースメンテナンス]
滑走面の傷などを補修し、滑走性・操作性を向上させます。
まず始めに滑走面が汚れている時は、リムーバーでクリーニングします。
そして傷等があるときは、傷口を彫刻刀で綺麗にし、リペア剤を使いコテ等で補修いたします。
その後完全に冷めて固まってから、ラジアルファイルで余分なリペア材を削り取り、サンドペーパーで仕上げます。サンドペーパーは#120→#240→#360、若しくは#180→#320→#400の順で使用します。)
その後、プレキシースクレイパーファイバーテックを使い毛羽立ちを取り除きます。更に最後にメタルブラシで更に細かい毛羽立ちを取り除き仕上げます。
[エッジメンテナンス]
まず始めにサンディングラバーや、サンドペーパーを使い、錆を取ります。
その後回転性を高め、ターンの導入をし易くする為に、ベースエッジビベリングをします。*ベースエッジビベリングとは、滑走面のエッジに回転しやすい角度をつけることです。
ベースエッジビベリングによってスキーの方向付けがよくなり、特にトップとテールのビベリングによりターンの始動と後半のスキーの抜けが良くなります。*当店では、特にご注文がない場合、1.0度で仕上げています。
カービングスキーでは両足同時操作テクニックが基本ですから、インエッジとアウトエッジは同じように仕上げます。
次に行うサイドエッジビベリングによってサイドエッジ角度をつける事で、エッジグリップが増し、シャープな回転が得られます。*当店では、特にご注文が無い場合89度に仕上げています。
[ホットワクシング]
ホットワクシングは缶のリキッドワックスに比べ、長持ちすると共に、より快適な滑走性を得られます。
手順としては、クリーニング→ベースワックス→トップワックス(滑走ワックス)の順で行います。
クリーニングは、通常ブロックワックスを使い、ワクシング後(温かく乾かないうちに)直ぐにスクレイパーで削り取ります。
その後、メタルブラシ及びスピードブラシナチュラルファイバーで汚れと共に余分なワックスを剥がします。汚れがひどい時は、まずリムーバーで汚れをふき取ってから同じ手順でします。
次にベースワックスですが、これはトップワックスの下地作りに使うワックスの事です。オールテンポのワックスやオールインワックスをベースワックスとして売られていますが、通常イエローワックスをアイロンで溶かして、滑走面に垂らしノーズからテール方向に伸ばします。
さらに自然乾燥で完全に乾かしてから、スクレイパーでワックスを剥がし、ナイロンブラシでブラッシングします。
最後に、コンディションに合ったワックスを選定し、トップワックスをかけます。
ワクシング方法はベースワックスと同じですが、ナイロンブラシの後、馬毛ブラシフィニッシュクロスの順で仕上げます。ワクシングには毎回ワクシングペーパーを使用します。
当店では以上のようにチューンナップを行っております。ご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。
チューンナップメニューはこちら

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